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とかちポロシリ行政書士の日常

生きることは


今日の北日本新聞にこんなニュースが掲載されていました。

「喜んで逝った」信じる 県内、救急隊に蘇生中止要請

自分の最期をどう迎えるか、というのは誰しも思うことでしょう。

ピンピンコロリ、などという言葉もありますが、みながみな、そういう最期を迎えられるわけではありません。遺される配偶者や家族になるべく負担をかけたくないと望まれる方もとても多くいらっしゃることかと思います。

ですが医師には治療をする義務というものがあります。本人の意思がはっきりしない場合には
たとえどのような形にせよ延命措置を採らざるを得ない、というケースは当然あります。

リンクのニュースの場合には生前からの明確な意思=リビングウィルがあり、それを担当医がきちんと把握してくださっていたおかげでご遺族にとって後悔のない見送り方ができたとのことです。

しかしながら、その明確な意思というのが口頭ではなかなか伝わらないということがあります。どこまでを自分が望み、どこからは望まないということについてそれぞれの意思を明確にしておくこともいわゆる「終活」のひとつと言えるでしょう。

どう生きるか、ということとどう死ぬか、ということは正反対のように見えて実は一体不可分なのかもしれません。


私の両親も、その思いからリビングウィルを最近書面にしました。

権利や意思に関する書面の作成は行政書士の業務の一つですが行政書士としてそれを手伝えたことを
ひそかに嬉しく思ったりしております。

遺される方の心身の負担をできるだけ軽くしてやりたい、懸命に治療に当たってくれた医療関係者が
治療の義務と意思の尊重の狭間で苦しまないようにしてほしい、リビングウィルはそのための書面でもあります。

人生の最期における自分の希望をできるだけ明確にしておきたい、

リビングウィルのお手伝いを当事務所が誠心誠意お手伝いします。

ここにしかない事情 

北海道の児童・生徒の学力が相対的に低い、ということは以前から言われています。
それが事実だと仮定したとき、その原因は何なのか、はっきりしたことは私には言えませんが
(というか、一つではないでしょう) 一つ思っていたことがあります。

帯広市内に送迎できない家庭では十分な学力増進のための対策は立てにくいのではないか、ということです。小学校、あるいは中学校の授業だけで十分な学力が確保できるかと考えた場合、私はそれは難しいだろうと思います。それは公立の義務教育の性質上、平均から一定以上外れた学力の児童、生徒に対してその能力に見合った授業をすることは難しいからです。どうしても平均近辺の学力を目安にして授業せざるを得ないでしょう。義務教育なんですから。学力が一定以上高い(あるいは低い)生徒に特別に補習していたらそれはそれで問題になるはずです。

となると各家庭で塾なり家庭教師なりを使ってそれを確保するしかなくなります。子供だけで通える位置に住んでいる、あるいは送迎できるだけの時間的、費用的コストを保護者が負担できる、というご家庭なら何とかなるかもしれません。ですが1~2年間、週に2~3回の頻度で何十kmも往復できるでしょうか。しかも子供が授業を終えるまで保護者は時間を潰さなくてはならないわけです。朝早くから暗くなるまで畑仕事をした後に市内中心部まで送迎していったん家に帰るなり街で時間を潰すなりしてください。そしてそれを週に3回、何年間か続けてください。そう言われたら私にはとてもできませんと答えるでしょう。

となると家庭学習しかなくなるわけです。でも子供は分からないところを質問することもできません。極論すれば、分からないところが分からない、となるでしょう。これで学力が伸びる子供がたくさんいたらその方が衝撃です。なかなか伸びないでしょう、普通に考えて。結果として、能力がある子供でもその能力ややる気に見合った学習環境が与えられない、ということが増えてくると私は思っています。

今、私は帯広中心部から30kmほどある農村部のご近所で同学年のお子様がいる家庭数軒である一軒のお宅に場所だけ用意していただいて出張個人指導のようなことをしています。

市内までは送迎できないけれど近所の○○さんところなら車で5分だから、という感じで集まっています。


私の方は、十勝らしい田園風景の中をああ、今年の小麦はどうなのかなぁなどと考えながら
車を走らせております。中学主要教科は全て指導できますからそのお子さんたちの総合的な学習指導を私が全て見ている感じになります。大人数は目が行き届かなくなりますが数人程度ならかえって効率よく指導できるというメリットもあります。北海道に移ってしばらくは北海道の受験事情をよく知りませんでしたが5年ほどいますのである程度受験指導もできるようになりました。

東京の塾、予備校の講師で培った経験をこういう形で十勝に還元できれば私にとっても喜びになります。

関心のある方はいつでもお問い合わせください。


ブラッシュアップ 


ご存知の方も多いかと思いますが、民法が大改正されます。中でも皆さんの生活に大きな影響を及ぼしそうなのが相続法に関わる部分です。

配偶者居住権や自筆証書遺言の要件緩和など新たに定められたり大幅な変更になったりしているものが多くあります。


既に施行されているものもありますが来年に施行されるものもあって今がまさにちょうど過渡期ということになります。そういった部分こそ行政書士がお役に立てる、立たなければならない部分ですので知識をブラッシュアップしていかなければということで行政書士会の十勝支部でやっていただいた改正相続法の研修会に参加してきました。

研修センターの周辺は十勝ならではののどかな風景ですが改正相続法に精通されている先生の講義をみっちり数時間聴講し自分の知識を深めていく時間は濃密です。

その後十勝支部の諸先生方と今回のテーマだけでなく様々な業務の情報交換をしながら親睦を深めるという非常に有意義な研修会でした。

行政書士の業務は非常に地域性が強く出ますので私にとっては聞くものすべてが生きた教材です。

ともあれ自分の知識を研鑽する機会は今後もずっと求めていこうと思っています。

「終活」というものに関心が集まる昨今、皆様のお役に立てればと思います。

遺言、相続、リビングウィル等々何かありましたらお問い合わせください。